“二筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたすじ62.5%
ふたすぢ31.3%
にほん6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現世げんせ夫婦ふうふならあいよくとの二筋ふたすじむすばれるのもむをぬが、一たん肉体にくたいはなれたうえは、すっかりよくからははなれてしまわねばならぬ。
二筋ふたすぢ三筋みすぢ後毛をくれげのふりかゝるかほげて、青年わかものかほじつながめて、睫毛まつげかげはなしづくひかつて、はら/\とたまなみだおとす。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
二絃琴の調子は、糸がたった二筋にほんだから単純でいて、そのくせ複雑だ。