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たつみ
ふりがな文庫
“
辰巳
(
たつみ
)” の例文
はだのぬくみを追って急ぐ男と女の影が、影絵のように路地から路地をぬって歩いて、秋深い
辰巳
(
たつみ
)
の右左、またひとしおのふぜいです。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
六条
(
ろくじょう
)
千春
(
ちはる
)
平河
(
ひらかわ
)
みね子
辰巳
(
たつみ
)
鈴子
(
すずこ
)
歌島
(
かしま
)
定子
(
さだこ
)
柳
(
やなぎ
)
ちどり
小林
(
こばやし
)
翠子
(
すいこ
)
香川
(
かがわ
)
桃代
(
ももよ
)
三条
(
さんじょう
)
健子
(
たけこ
)
海原
(
かいばら
)
真帆子
(
まほこ
)
紅
(
くれない
)
黄世子
(
きよこ
)
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
辰巳
(
たつみ
)
ごのみを典型的に身に持っている
妓
(
こ
)
だった。すこし
窶
(
やつ
)
れの見えるのもかえって男には魅惑がある。二十三、四というところであろう。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
辰巳
(
たつみ
)
に遊ぶ通客は、潮来節の上手な船頭を
択
(
えら
)
んで
贔屓
(
ひいき
)
にし、引付けの船宿を持たなければ
通
(
つう
)
を誇ることができませんでした。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
第一に、鼠色は「
深川
(
ふかがわ
)
ねずみ
辰巳
(
たつみ
)
ふう」といわれるように「いき」なものである。鼠色、すなわち灰色は白から黒に推移する無色感覚の段階である。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
▼ もっと見る
また
辰巳
(
たつみ
)
には
松柏
(
まつかしわ
)
の生い茂りました青山が
峨々
(
がゞ
)
とそびえ、その洞にある醍醐寺からは
遠寺
(
とおでら
)
の晩鐘がきこえて参ります。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ますますむっとしたふうである、「お兼なんてひと、知りゃしない、あたしゃ染次って、これでも
辰巳
(
たつみ
)
の芸妓だよ」
ゆうれい貸屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
この上もなく堅固に暮して居ると言つても、
辰巳
(
たつみ
)
のお羽織だつた昔のおもかげが、嚴重な表情の間を漏れて、甘く優しく惱ましく、相手を打つのです。
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
為永春水
(
ためながしゅんすい
)
の小説『
梅暦
(
うめごよみ
)
』の続篇たる『
辰巳
(
たつみ
)
の
園
(
その
)
』以下『
梅見船
(
うめみのふね
)
』に至る幾十冊の挿絵は国直の描く処にして余は春水の述作と
併
(
あわ
)
せて深くこの挿絵を愛す。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一體八景といふのは隨分長い間の
流行
(
はやり
)
言葉であつて、何八景
彼
(
かに
)
八景、しまひには
吉原
(
よしはら
)
八景、
辰巳
(
たつみ
)
八景とまで用ゐられて、ふけて逢ふ夜は寢てからさきのなぞと
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
辰巳
(
たつみ
)
の
方
(
かた
)
には、ばか
鍋
(
なべ
)
、
蛤鍋
(
はまなべ
)
などと
言
(
い
)
ふ
逸物
(
いちもつ
)
、
一類
(
いちるゐ
)
があると
聞
(
き
)
く。が、
一向
(
いつかう
)
に
場所
(
ばしよ
)
も
方角
(
はうがく
)
も
分
(
わか
)
らない。
湯どうふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
きり開こうとする彼らの道を、立ってそこから指さすならば、あちら、——海に背を向けた東南
辰巳
(
たつみ
)
の方角に
穿
(
うが
)
たれる
筈
(
はず
)
であった。まことに文字通り、穿つのであった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
さて、二日目の夜の五つ時ごろからは雨はさらに強く降りつづき、次第に風の方向も変わって来たところ、思いのほかな
辰巳
(
たつみ
)
の大風となって、一晩じゅう吹きやまなかった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
深川
辰巳
(
たつみ
)
の岡場所が取りはらわれることになり、深川を追われた茶屋、料理屋、船宿などが川を渡ったこちら岸の柳橋にドッと移って来て、にわかに近所に家が建てこむようになった。
顎十郎捕物帳:18 永代経
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
円瓢坊は円い
瓢箪
(
ひょうたん
)
、客怪は
坤河
(
こんが
)
の
鯰
(
なまず
)
、乾野の馬頭、
辰巳
(
たつみ
)
の方の三足の蛙、
艮山
(
ごんざん
)
の朽木とその名を解いて本性を知り、ことごとく棒で打ち砕いて妖怪を絶ち、かの僧その寺を中興すと載す。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
元のとおり丹念にその紙切れを畳んで丼の底へ押し込むと、今度は素裸の背中へ手を廻して、肩から掛けた鉄砲笊をぐいと一つ揺り上げざま、事もなげに堀江町を
辰巳
(
たつみ
)
へ取って歩き出した。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
雨
霽
(
は
)
れ海上の清く澄みたる日に、遥か
辰巳
(
たつみ
)
の方にその島の形を見ることありと、奄美大島の『旧記』にも
誌
(
しる
)
されているが、是はどうやら伝聞の誤りがあって、西の沖の
横当島
(
ゆはてじま
)
と混同しているらしい。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
辰巳
(
たつみ
)
でもなく、北でもなく、夜ごとに何処へ通うのでしょうか、日本左衛門を乗せた
猪牙舟
(
ちょき
)
は、隅田の本流から神田川をさかのぼります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
辰巳
(
たつみ
)
の方角へ住まいをしたらふたたび運が開けるだろうという注意があったためからのことだったそうでしたが、しかるに殿の勘気はいっこうにゆるまず
右門捕物帖:06 なぞの八卦見
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「それは間違ひがありません。今時あんな羽織を着るのは
辰巳
(
たつみ
)
の藝者衆でなきや女藝人でせうよ。背の高い、——顏は見ませんが、そりや良い樣子でした」
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
今日の永代橋には最早や
辰巳
(
たつみ
)
の昔を回想せしむべき何物もない。さるが故に、私は永代橋の鉄橋をばかえってかの
吾妻橋
(
あずまばし
)
や
両国橋
(
りょうごくばし
)
の如くに
醜
(
みに
)
くいとは思わない。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
……
人生
(
じんせい
)
苟
(
いやし
)
くも
永代
(
えいたい
)
を
渡
(
わた
)
つて、
辰巳
(
たつみ
)
の
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かれようといふのに、
足駄
(
あしだ
)
に
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
は
何事
(
なにごと
)
だ。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「江戸の花」には、命をも惜しまない
町火消
(
まちびけし
)
、
鳶者
(
とびのもの
)
は寒中でも
白足袋
(
しろたび
)
はだし、
法被
(
はっぴ
)
一枚の「
男伊達
(
おとこだて
)
」を
尚
(
とうと
)
んだ。「いき」には、「江戸の意気張り」「
辰巳
(
たつみ
)
の
侠骨
(
きょうこつ
)
」がなければならない。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
がんりきは
辰巳
(
たつみ
)
あがりの
体
(
てい
)
で、眼が
据
(
す
)
わって来るのを、お勢は
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
江戸の通客粋人が四畳半
裡
(
り
)
に
浅酌低唱
(
せんしゃくていしょう
)
する、ここは
辰巳
(
たつみ
)
の里。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「
辰巳
(
たつみ
)
でしたな」と大野は云った。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
「どうして、この
辰巳
(
たつみ
)
でも、あんなに売れた
妓
(
こ
)
はなかった程だけれど、ちょっと、おかしな事が、ぱっと聞えたものだからさ」
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
箒
(
はうき
)
から
辰巳
(
たつみ
)
、鎌の鼻から
未申
(
ひつじさる
)
、
鍬
(
くは
)
の耳から
戌亥
(
いぬゐ
)
、口の中の眼——と讀むんだらうな。どうだ分つたか、八」
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「この天気ならば、
辰巳
(
たつみ
)
の方角がよいじゃろう。三、四匹ひっかけに、深川あたりへでも参るかな」
右門捕物帖:02 生首の進物
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
行
(
い
)
つて
見
(
み
)
べい。
方角
(
はうがく
)
は
北東
(
きたひがし
)
、
槍
(
やり
)
ヶ
嶽
(
だけ
)
を
見当
(
けんたう
)
に、
辰巳
(
たつみ
)
に
当
(
あた
)
つて、
綿
(
わた
)
で
包
(
つゝ
)
んだ、あれ/\
天守
(
てんしゆ
)
の
森
(
もり
)
の
枝下
(
えださが
)
りに、
峯
(
みね
)
が
見
(
み
)
える、
水
(
みづ
)
が
見
(
み
)
える、
又
(
また
)
峯
(
みね
)
が
見
(
み
)
えて
水
(
みづ
)
が
曲
(
まが
)
る、
又
(
また
)
一
(
ひと
)
つ
峯
(
みね
)
が
抽出
(
ぬきで
)
て
居
(
を
)
る。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
{1}『船頭部屋』に「ここも都の
辰巳
(
たつみ
)
とて、
喜撰
(
きせん
)
は朝茶の梅干に、
栄代団子
(
えいたいだんご
)
の
角
(
かど
)
とれて、酸いも甘いもかみわけた」という言葉があるように、「いき」すなわち粋の味は酸いのである。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
今日
(
こんにち
)
の永代橋には
最早
(
もは
)
や
辰巳
(
たつみ
)
の昔を回想せしむべき何物もない。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「まあ——どうも方角が
辰巳
(
たつみ
)
だな」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
職業、貴賤をとわず、ふしの工夫と、
喉
(
のど
)
のしぶいところを、競い合って、仲の町や、柳橋や、
辰巳
(
たつみ
)
へもうひろまっていることを、得意にしていた。
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
箒
(
はうき
)
の
辰巳
(
たつみ
)
で、
鎌
(
かま
)
の
未申
(
ひつじさる
)
——なんてえのは三世相にもないよ。ところで一寢入りして出かけようか」
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
違
(
ちが
)
い
棚
(
だな
)
の
傍
(
わき
)
に、十畳のその
辰巳
(
たつみ
)
に
据
(
す
)
えた、姿見に向かった、うしろ姿である。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みると、その
辰巳
(
たつみ
)
とやらにはさだめしお目あてがござんしょうね
右門捕物帖:02 生首の進物
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「先生、まだそればかりでは御座りません。
昨夜
(
ゆうべ
)
ちょっと
櫓下
(
やぐらした
)
の方へ参りましたら、何でも近い中に
御府内
(
ごふない
)
の岡場所は一ツ残らずお取払いになるとかいう騒ぎで、さすがの
辰巳
(
たつみ
)
も霜枯れ同様寂れきっておりやした。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
酒井雅楽頭
(
さかいうたのかみ
)
の縁びきに、酒井
仲
(
ちゅう
)
っていう人がありやしてね、これが、道楽者でげす。学問は和漢にわたって、一通りでげすが、
辰巳
(
たつみ
)
、吉原の方も詳しい。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私は、社の同僚と、政友会本部につめていたが、先輩の川口清英君と、
辰巳
(
たつみ
)
豊吉君は院外団になぐりとばされた。私だけが無事だったのは、逃げ足が早かったためでない。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
夏
(
なつ
)
の
比
(
ころ
)
、
染殿
(
そめどの
)
の
辰巳
(
たつみ
)
の
山
(
やま
)
の
木隱
(
こがく
)
れに、
君達
(
きみたち
)
、
二三人
(
にさんにん
)
ばかり
涼
(
すゞ
)
んだ
中
(
うち
)
に、
春家
(
はるいへ
)
も
交
(
まじ
)
つたが、
此
(
こ
)
の
人
(
ひと
)
の
居
(
ゐ
)
たりける
傍
(
そば
)
よりしも、
三尺許
(
さんじやくばか
)
りなる
烏蛇
(
くろへび
)
の
這出
(
はひで
)
たりければ、
春家
(
はるいへ
)
はまだ
氣
(
き
)
がつかなかつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「弟は堅いから、兄貴も、堅くしなければならんという
理屈
(
りくつ
)
はない。それに、吉原や
辰巳
(
たつみ
)
へでも、
交際
(
つきあ
)
えというならとにかく、酒ぐらい飲んで、何がなんだ」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
俺が
荒神箒
(
くわうじんばうき
)
から
辰巳
(
たつみ
)
の方へ、
鎌
(
かま
)
と
鍬
(
くは
)
の
柄
(
え
)
で寸法をとる話をすると、千次郎は鎌の柄の八十七倍と鍬の柄の三十八倍と見當をつけて、飛んでもない方へ行つて搜してゐたんだ。
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
貴様だって、非番の折には、
辰巳
(
たつみ
)
か、岡場所か、
素人
(
しろうと
)
か知らんが、どこかへ通ってゆく女があるじゃないか。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その前身は
所謂
(
いはゆる
)
お羽織と言はれた
辰巳
(
たつみ
)
藝者の一人で、艶名
江東
(
かうとう
)
に隱れもなくいろ/\浮いた取沙汰もあり、板屋順三郎に引かれても幾匹かの狼が、その黒板塀の外をウロウロして
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「若旦那、行きやしょう。——
辰巳
(
たつみ
)
で。へへへへ。
吉原
(
きた
)
の
方
(
ほう
)
で。それとも、或いは、お手近で照降町?」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
妹のお
豊
(
とよ
)
は一つ違いの十八歳、姉に優る美しさと、
辰巳
(
たつみ
)
っ子らしい
気象
(
きしょう
)
を謳われましたが、役人の目を
憚
(
はば
)
かって、寄り付く親類縁者も無いのに業を煮やし、柳橋から芸者になって出て
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そのころの金持番付では三井の一枚上にいて、西の
鴻之池
(
こうのいけ
)
と張出横綱になっているほどな三谷総本家の一族で、斧四郎の通人ぶりは、
辰巳
(
たつみ
)
も
北廓
(
きた
)
も、
風靡
(
ふうび
)
していた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明治三十年から、三十二、三年にかけて「
辰巳
(
たつみ
)
巷談」「
湯島詣
(
ゆしまもうで
)
」「
高野聖
(
こうやひじり
)
」などは、ほとんど暗誦するほどに読んだし、鏡花ばりで作文を書いたり、新聞に載った短文までも切り抜いた。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして足利一勢に
宛
(
あ
)
てがわれた宿所の地は、やっと捜したような京も
辰巳
(
たつみ
)
(東南)
端
(
はず
)
れの
月輪
(
つきのわ
)
だった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
辰
漢検準1級
部首:⾠
7画
巳
漢検準1級
部首:⼰
3画
“辰巳”で始まる語句
辰巳園
辰巳屋
辰巳上
辰巳家
辰巳島
辰巳角
辰巳遊
辰巳巷談