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高野聖
ふりがな文庫
“高野聖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうやひじり
85.7%
かうやひじり
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうやひじり
(逆引き)
或人の云、中世
渡扉
(
とび
)
法師此所に住居す。俗渡扉を呼びて
高野聖
(
こうやひじり
)
といふ。仍而此名ありと。云云。然否哉。
俗法師考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
文字には夜道怪と書いて
子取
(
ことり
)
の名人のごとく伝えられるが、じつはただの人間の少し下品な者で、中世
高野聖
(
こうやひじり
)
の名をもって諸国を修行した法師すなわち
是
(
これ
)
である。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
高野聖(こうやひじり)の例文をもっと
(6作品)
見る
かうやひじり
(逆引き)
高野聖
(
かうやひじり
)
は
此
(
こ
)
のことについて、
敢
(
あへ
)
て
別
(
べつ
)
に
註
(
ちう
)
して
教
(
をしへ
)
を
与
(
あた
)
へはしなかつたが、
翌朝
(
よくてう
)
袂
(
たもと
)
を
分
(
わか
)
つて、
雪中
(
せつちう
)
山越
(
やまごし
)
にかゝるのを、
名残
(
なごり
)
惜
(
を
)
しく
見送
(
みおく
)
ると、ちら/\と
雪
(
ゆき
)
の
降
(
ふ
)
るなかを
次第
(
しだい
)
に
高
(
たか
)
く
坂道
(
さかみち
)
を
上
(
のぼ
)
る
聖
(
ひじり
)
の
姿
(
すがた
)
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
高野聖(かうやひじり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“高野聖”の解説
高野聖(こうやひじり)は、中世に高野山を本拠とした遊行者。日本の中世において、高野山から諸地方に出向き、勧進と呼ばれる募金活動のために勧化、唱導、納骨などを行った僧侶。ただしその教義は真言宗よりは浄土教に近く、念仏を中心とした独特のものだった。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
聖
常用漢字
小6
部首:⽿
13画
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