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ふくさづつみ
ふりがな文庫
“ふくさづつみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
袱紗包
86.4%
福紗包
4.5%
袱衣包
4.5%
袱裹
4.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袱紗包
(逆引き)
狭山は
直
(
ぢき
)
に枕の下なる
袱紗包
(
ふくさづつみ
)
の
紙入
(
かみいれ
)
を取上げて、内より
出
(
いだ
)
せる
一包
(
いつぽう
)
の粉剤こそ、
正
(
まさ
)
に
両個
(
ふたり
)
が絶命の
刃
(
やいば
)
に
易
(
か
)
ふる者なりけれ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ふくさづつみ(袱紗包)の例文をもっと
(19作品)
見る
福紗包
(逆引き)
オリブ色の
吾妻
(
あずま
)
コオトの
袂
(
たもと
)
のふりから
二枚重
(
にまいがさね
)
の
紅裏
(
もみうら
)
を
揃
(
そろ
)
わせ、片手に
進物
(
しんもつ
)
の菓子折ででもあるらしい絞りの
福紗包
(
ふくさづつみ
)
を持ち、出口に近い釣革へつかまると、その下の腰掛から
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
菓子折らしい
福紗包
(
ふくさづつみ
)
を携えた
彼
(
か
)
の
丸髷
(
まるまげ
)
の美人が車を下りた最後の乗客であった。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ふくさづつみ(福紗包)の例文をもっと
(1作品)
見る
袱衣包
(逆引き)
今、着いたばかりの謙蔵は、黒い
袱衣包
(
ふくさづつみ
)
を
小脇
(
こわき
)
に
抱
(
かか
)
えて××町の方へ曲って来たが、彼は奇怪な指環を
酒造屋
(
さかや
)
の前で落そうとして、左の指にさした指環を気にしいしい歩いていた。
指環
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ふくさづつみ(袱衣包)の例文をもっと
(1作品)
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袱裹
(逆引き)
脚絆
(
きゃはん
)
を着け、素足に麻裏
穿
(
ば
)
き、
柳行李
(
やなぎごうり
)
と
袱裹
(
ふくさづつみ
)
を
振分
(
ふりわけ
)
にして、左の肩に懸け、右の手にさんど笠を
提
(
さ
)
げ、早足に出づ。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
ふくさづつみ(袱裹)の例文をもっと
(1作品)
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ふくさづつ
ふくさづゝみ