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鍍
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めっき
ふりがな文庫
“
鍍
(
めっき
)” の例文
たちまち進み来たれる紳士は帽を脱して、ボタンの二所
失
(
と
)
れたる
茶羅紗
(
ちゃらしゃ
)
のチョッキに、水晶の
小印
(
こいん
)
を
垂下
(
ぶらさ
)
げたるニッケル
鍍
(
めっき
)
の
鏁
(
くさり
)
を
繋
(
か
)
けて、柱に
靠
(
もた
)
れたる役員の前に
頭
(
かしら
)
を下げぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
マルコポロ紀行に元
世祖
(
せいそ
)
将官に位勲の牌を賜い佩用せしむるに、金また銀を
鍍
(
めっき
)
した牌に獅の頭を
鐫
(
え
)
り付けたとあるが、ユールの註に拠るとマルコの書諸所に虎を獅と訛称しあるそうだ。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“鍍(めっき)”の解説
めっき(鍍、en: plating)は、表面処理の一種で、金属または非金属の材料の表面に金属の薄膜を被覆すること。
金属の表面に他の金属を圧延して貼り合わせる技術はクラッドといい区別する。
「メッキ」と片仮名で表記されることも少なくないため、外来語のように受け取られることもあるが、和製漢語とされる滅金(めっきん)に由来する語である。鍍金(ときん、めっき)ともいう。
(出典:Wikipedia)
鍍
漢検準1級
部首:⾦
17画
“鍍”を含む語句
鍍金
金鍍金
金鍍
銀鍍金
鍍金仏
亜鉛鍍金
白銅鍍
白鍍金
錫鍍
鍍金兜
鍍金屋
鍍金師
鍍金足
鍍金金物
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