“編輯員”の読み方と例文
読み方割合
へんしゅういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
保はこの年六月に『横浜毎日新聞』の編輯員へんしゅういんになった。これまではその社とただ寄稿者としての連繋のみを有していたのであった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
新学年開始のこの機会に上記の題で何か書けという編輯員へんしゅういんからの御注文である。別に腹案もないからと一応御断りしたが、何でもいいから書けといわれる。
科学に志す人へ (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
雑誌社の編輯員へんしゅういんの面前で、泣いてしまった事もある。あまり執拗しつこくたのんで編輯員に呶鳴られた事もある。その頃は、私の原稿も、少しは金になる可能性があったのである。