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狂奔
ふりがな文庫
“狂奔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうほん
93.8%
きやうほん
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうほん
(逆引き)
また、明らかに、反秀吉を今も
唱
(
とな
)
えて、この正月にさえ、軍備や諜報に
狂奔
(
きょうほん
)
している一部の勢力も、大坂城の門には馬をつながない。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帆村荘六は、某大国の機密を何とかして探りあてたいと、寝食を忘れて
狂奔
(
きょうほん
)
したが、敵もさる者で、なかなか尻尾をつかませない。
東京要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
狂奔(きょうほん)の例文をもっと
(30作品)
見る
きやうほん
(逆引き)
女が高荷を背負つてゐたために、馬が驚いて
狂奔
(
きやうほん
)
したといふのを理由に、氣の立つてゐた時之助は、怪我をして肥だめに落ちた女を見捨て、そのまゝ屋敷へ引揚げて來たのです。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
衝突
(
しようとつ
)
だ!
衝突
(
しようとつ
)
だ!
衝突
(
しようとつ
)
だ!』と
百數十
(
ひやくすふじふ
)
の
船員等
(
せんゐんら
)
は
夢中
(
むちう
)
になつて
甲板上
(
かんぱんじやう
)
を
狂奔
(
きやうほん
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
狂奔(きやうほん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“狂奔”の意味
《名詞》
狂ったように走り回ること。
あることに夢中になり奔走すること。
(出典:Wiktionary)
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
奔
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
“狂”で始まる語句
狂
狂人
狂気
狂犬
狂言
狂氣
狂瀾
狂喜
狂歌
狂躁
“狂奔”のふりがなが多い著者
押川春浪
三上於菟吉
吉川英治
牧逸馬
林不忘
中里介山
菊池寛
海野十三
長谷川時雨
夏目漱石