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紋附
ふりがな文庫
“紋附”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もんつき
87.5%
もんつ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんつき
(逆引き)
押しつまって何となく
慌
(
あわただ
)
しい気持のするある日、正月の
紋附
(
もんつき
)
などを取りに行くと言って、柳吉は
梅田
(
うめだ
)
新道
(
しんみち
)
の家へ出掛けて行った。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「今晩はお前の婚礼なんだよ、さあ早く着物を
着更
(
きか
)
えなさい」と、いつの間にこしらえたのか
紋附
(
もんつき
)
や
丸帯
(
まるおび
)
などを出して来て、私に着せたのです。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
紋附(もんつき)の例文をもっと
(14作品)
見る
もんつ
(逆引き)
紬
(
つむぎ
)
の着物に
紋附
(
もんつ
)
きのお羽織をひっかけ、謡曲なども少したしなみ、そのせいか言葉つきも東北の方言と違っていて、何々にて
候
(
そうろう
)
、などといかめしく言い、女ぎらいか
未
(
いま
)
だに独身、酒は飲むが
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
私は、とんでもない無礼をいたしました。私の身のほどを、只今、はっと知りました。
候文
(
そうろうぶん
)
なら、いくらでもなんでも。他人からの借衣なら、たとい五つ紋の
紋附
(
もんつ
)
きでも、すまして着て居られる。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
紋附(もんつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“紋附”で始まる語句
紋附羽織
検索の候補
紋附羽織
黒紋附
定紋附
衣紋附
陰紋附
定紋附羽二重
“紋附”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
蒲原有明
三遊亭円朝
織田作之助
太宰治
芥川竜之介
江戸川乱歩
森鴎外
海野十三
野村胡堂