“梅田”の読み方と例文
読み方割合
うめだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢心地ゆめごこちをドンとひとたれたやうに、そも/\人口じんこう……まん戸數こすう……まんなる、日本につぽん第二だいに大都だいと大木戸おほきどに、色香いろかうめ梅田うめだく。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
押しつまって何となくあわただしい気持のするある日、正月の紋附もんつきなどを取りに行くと言って、柳吉は梅田うめだ新道しんみちの家へ出掛けて行った。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
もっと幼少の頃は、女中の背に乗って、毎日々々梅田うめだ難波なんばの停車場や踏切ふみきりへ、汽車を眺めるべく、弁当を持って出張に及んだものである。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)