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候文
ふりがな文庫
“候文”の読み方と例文
読み方
割合
そうろうぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうろうぶん
(逆引き)
維新以来二十年間沈黙した海舟伯までが恭謹なる
候文
(
そうろうぶん
)
の意見書を提出したので、国論忽ち一時に沸騰して日本の危機を絶叫し
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
候文
(
そうろうぶん
)
の如きものを遠い過去に描いている吾々も、沖縄に来てみれば、それが現に、活々と用いられている日常の言葉だということを知るのです。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
重ねて云うが
斯様
(
かよう
)
な型破りの手紙を差上げる失礼を幾重にもお海容下されたい。———と、貞之助はそう云う意味を、特に意を用いて
鄭重
(
ていちょう
)
な
候文
(
そうろうぶん
)
で書いた。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
候文(そうろうぶん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“候文”の解説
候文(そうろうぶん)は、日本の中世から近代、昭和前期にかけて用いられた、日本語の文語体の一型式である。文末に丁寧の補助動詞「候」(そうろう、そろ、歴史的仮名遣いではサウラフ)を置く。
(出典:Wikipedia)
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“候”で始まる語句
候
候間
候処
候人
候事
候得共
候得
候也
候鳥
候哉
“候文”のふりがなが多い著者
柳宗悦
内田魯庵
谷崎潤一郎
柳田国男
夏目漱石
永井荷風
田山花袋
太宰治