トップ
>
紋附
>
もんつ
ふりがな文庫
“
紋附
(
もんつ
)” の例文
紬
(
つむぎ
)
の着物に
紋附
(
もんつ
)
きのお羽織をひっかけ、謡曲なども少したしなみ、そのせいか言葉つきも東北の方言と違っていて、何々にて
候
(
そうろう
)
、などといかめしく言い、女ぎらいか
未
(
いま
)
だに独身、酒は飲むが
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
私は、とんでもない無礼をいたしました。私の身のほどを、只今、はっと知りました。
候文
(
そうろうぶん
)
なら、いくらでもなんでも。他人からの借衣なら、たとい五つ紋の
紋附
(
もんつ
)
きでも、すまして着て居られる。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“紋附”で始まる語句
紋附羽織