“八千代椿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やちよつばき50.0%
ヤチヨツバキ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツバキを賞讃して八千代椿やちよつばきと称える訳は支那に『荘子そうじ』という書物があってその書中に「大椿タイチンナルモノアリ八千歳ヲ春トナシ八千歳ヲ秋トナス」(と漢文)の語がある。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
椿チンは『荘子そうじ』に八千歳を春となし八千歳を秋となすと出ているのでこの椿を日本人が日本の椿ツバキと継ぎ合せて文学者が八千代椿ヤチヨツバキなどの語を作ったもので
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)