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秋海棠
ふりがな文庫
“秋海棠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅうかいどう
88.5%
しうかいだう
11.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅうかいどう
(逆引き)
中国の書物には、
秋海棠
(
しゅうかいどう
)
を一に八月春と名づけ、
秋色中
(
しゅうしょくちゅう
)
の第一であるといい、花は
嬌冶柔媚
(
きょうやじゅうび
)
で真に美人が
粧
(
よそお
)
いに
倦
(
う
)
むに同じと
讃美
(
さんび
)
している。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
白粉草
(
おしろいそう
)
が垣根の傍で花を着けた。
手水鉢
(
ちょうずばち
)
の
蔭
(
かげ
)
に生えた
秋海棠
(
しゅうかいどう
)
の葉が著るしく大きくなった。
梅雨
(
つゆ
)
は漸く晴れて、昼は雲の峰の世界となった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
秋海棠(しゅうかいどう)の例文をもっと
(23作品)
見る
しうかいだう
(逆引き)
日當
(
ひあた
)
りの
惡
(
わる
)
い
上
(
うへ
)
に、
樋
(
とひ
)
から
雨滴
(
あまだれ
)
ばかり
落
(
お
)
ちるので、
夏
(
なつ
)
になると
秋海棠
(
しうかいだう
)
が
一杯
(
いつぱい
)
生
(
は
)
える。
其
(
その
)
盛
(
さか
)
りな
頃
(
ころ
)
は
青
(
あを
)
い
葉
(
は
)
が
重
(
かさ
)
なり
合
(
あ
)
つて、
殆
(
ほと
)
んど
通
(
とほ
)
り
路
(
みち
)
がなくなる
位
(
くらゐ
)
茂
(
しげ
)
つて
來
(
く
)
る。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
まして
屋後
(
おくご
)
の花園には山ならでは見るを得られぬ珍しき草花咲き亂れて、苦吟の
後
(
のち
)
は、必ずその花園を逍遙するを常と
爲
(
な
)
したりと、友は
秋海棠
(
しうかいだう
)
の花の咲き
後
(
おく
)
れたるを
摘
(
つ
)
みつゝわれに語りぬ。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
秋海棠(しうかいだう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“秋海棠”の意味
《名詞》
秋海棠 (しゅうかいどう)
シュウカイドウ。
(出典:Wiktionary)
“秋海棠(シュウカイドウ)”の解説
シュウカイドウ(秋海棠、学名:Begonia grandis)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)に分類される多年生草本球根植物である。和名は中国名「秋海棠」の音読み。ヨウラクソウ(瓔珞草)、相思草、断腸花、八月春とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
棠
漢検1級
部首:⽊
12画
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