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屋後
ふりがな文庫
“屋後”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おくご
62.5%
うしろ
12.5%
うら
12.5%
をくご
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくご
(逆引き)
わが庭広からず然れども
屋後
(
おくご
)
なほ数歩の
菜圃
(
さいほ
)
を
余
(
あま
)
さしむ。
款冬
(
ふき
)
、
芹
(
せり
)
、
蓼
(
たで
)
、
葱
(
ねぎ
)
、
苺
(
いちご
)
、
薑荷
(
しょうが
)
、
独活
(
うど
)
、芋、百合、
紫蘇
(
しそ
)
、
山椒
(
さんしょ
)
、
枸杞
(
くこ
)
の
類
(
たぐい
)
時に従つて皆
厨房
(
ちゅうぼう
)
の
料
(
りょう
)
となすに足る。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
屋後(おくご)の例文をもっと
(5作品)
見る
うしろ
(逆引き)
一坪程の小さな
草舎
(
くさや
)
がある。
屋後
(
うしろ
)
には熊の
髑髏
(
あたま
)
の白くなったのや、まだ比較的
生
(
なま
)
しいのを突き
刺
(
さ
)
した
棹
(
さお
)
、熊送りに用うるアイヌの幣束イナホなどが十数本、立ったり倒れたりして居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
屋後(うしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うら
(逆引き)
「
井戸辺
(
いどばた
)
に出ていたのを、女中が
屋後
(
うら
)
に干物に
往
(
い
)
ったぽっちりの
間
(
ま
)
に
盗
(
や
)
られたのだとサ。
矢張
(
やっぱり
)
木戸が少しばかし
開
(
あ
)
いていたのだとサ」
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
屋後(うら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
をくご
(逆引き)
井戸ある
屋後
(
をくご
)
へ廻ると、此処は半反歩許りの野菜畑で、霜枯れて地に伏した里芋の広葉や、紫の色
褪
(
あ
)
せて茎許りの茄子の、痩せた
骸骨
(
むくろ
)
を並べてゐる畝や、抜き残された大根の
剛
(
こは
)
ばんた葉の上に
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
屋後(をくご)の例文をもっと
(1作品)
見る
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
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