“款冬”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふき57.1%
かんとう14.3%
やまぶき14.3%
フキ14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森の中には款冬ふきの濶葉が傘のように高い。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
款冬ふきせりたでねぎいちご薑荷しょうが独活うど、芋、百合、紫蘇しそ山椒さんしょ枸杞くこたぐい時に従つて皆厨房ちゅうぼうりょうとなすに足る。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そのまわりに年々生い茂る款冬かんとうなどに負かされるのか、いっこうに大きくもならず、一度も花をつけたことは無かった。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
また古典のうえでは“——木曾は信濃を出でしより、巴、款冬やまぶきとて二人の美女を具せられたり”とみえ、山吹の名にはむずかしい字が当ててある。それも「木曾最期」の一章にしか出ていない。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
 大蒜 小蒜 款冬フキ 茗荷メウガ 土當滿ウド 百合 牛房〔蒡〕 胡頽子グミ イチゴ 虎杖イタドリ等なり。
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)