“ふき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フキ
語句割合
41.9%
不羈12.0%
11.5%
不覊9.2%
5.1%
不軌3.7%
3.2%
附記3.2%
2.8%
款冬2.3%
噴飯0.9%
欵冬0.9%
不倚0.5%
不羇0.5%
0.5%
0.5%
欵苳0.5%
0.5%
賦枳0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浴衣の白い老人であった。その着こなしも風采恩給でもとっている古い役人という風だった。していたのだ。
泉ある家 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
……兵馬はこの菊池為三郎の知遇を得て、攘夷の急務を知り、また水戸志士の熱烈不羈な能動性に感奮した。……回天の原動力は水戸にある。
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
なる夜にて有之候はゞ、この物音に人々起出で参り大騒ぎにも相なるべきの処、にも風大分しくいで候折とて、誰一人心付き候者も無之。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
狷介不覊なところがある。酒を飲めば、大気豪放、世の英雄をも痴児のごとくに云い、一代の風雲児をも、野心家の曲者のごとくる。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
阿古十郎は例の如くのすれ切った黒羽二重の素袷に、山のはいった茶献上の帯を尻下りに結び、掌で裸の胸をピシャピシャ叩きながら
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
し実際将門が謀反をてしようとして居たならば、不軌るほどの者が、打解けて語らつたことも無い興世王や経基の処へわざ/\出掛けて
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
次が臺所で、水瓶でも手桶でも金盥でも何でも好く使込むであツて、板の間にしろにしろにしろお飯櫃にしろ、都てつやが出てテラ/\光ツてゐた。雖然外はない。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
余すなわちその事実にり一文を草し、碩果生の名を以てこれを同二十五日の時事新報に掲載せり。実に先生発病の当日なり。本文と関係あるを以て附記す。
それから竿のさきに穴のあいたものへをとおして、助手が下からさし出すのを、上にいるが取りあげて、それをもってを縫いぼくにむすびつけるのが
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
空山に款冬の緑が点々たるところ、ふと早春のような錯覚さえおぼえるほど、なごやかな景色であった。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
「ハッハッハッハッ」と一坐が噴飯だした。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
雨はね欵冬の葉を
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
先刻、わしを、庇った時の働き、あの境を、よく味わってみい。わしを、庇い、且つ、月丸を、庇って、純一無類、それが、不偏不倚、無一無適のじゃ。判るか。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
そが上おん身は詩人にて、即興詩もて口を糊せんといふにあらずや。吾黨の自由不羇境界を見て心を動すことはなきか。客人試みに此境界を歌ひ給へ。
至上の慈愛は、たゞちに汝等の生命入れ、かつこれをして己を愛せしむるが故に、この物たえずこれを慕ひ求むるにいたる 一四二—一四四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
庵室の後ろの納屋の入口から、車輪のやうな煙が出して、その間からクワツと焔が舌を出して居るのです。
として馬かず、この間の花は、磧撫子蛍袋擬宝珠、姫百合、欵苳、唐松草等にして、木は百中の九十まで松属の物たり。
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
みに来たおばあさんは、寒竹の中に、小犬を埋めたしるしの石を見て呆然としてしまったのだった。
埿部姓のものには同書天武天皇元年六月の条に、大津皇子に従って天皇の軍に参加した埿部賦枳という人があり、同十二年の条には、埿部造等に姓を賜わってというとある。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)