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籔
ふりがな文庫
“籔”の読み方と例文
読み方
割合
やぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶ
(逆引き)
杉丸太、竹束、
樅板
(
もみいた
)
なぞが、次から次へ
涯
(
は
)
てしなく並んで、
八幡
(
やはた
)
の
籔
(
やぶ
)
みたように、一旦、迷い込んだら出口がナカナカわからない。
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ムルタとデルミッドは立ち上がり言葉もなく谷間を歩いて行った、二人のかすかな足音が
羊歯
(
しだ
)
をうごかした、
籔
(
やぶ
)
のしげみを出ると、松の中の路になった。
精
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
苳
(
ふき
)
を
摘
(
つ
)
みに来たおばあさんは、
寒竹
(
かんちく
)
の
籔
(
やぶ
)
の中に、小犬を埋めたしるしの石を見て
呆然
(
ぼうぜん
)
としてしまったのだった。
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
籔(やぶ)の例文をもっと
(9作品)
見る
籔
漢検1級
部首:⽵
21画
“籔”の関連語
薮
“籔”を含む語句
竹籔
大籔
孟宗籔
林籔
籔内
籔原
籔小路
籔畳
籔睨
籔知
籔蔭
籔陰
籔鶯
“籔”のふりがなが多い著者
フィオナ・マクラウド
小島烏水
高村光雲
国木田独歩
夢野久作
長谷川時雨
山本周五郎