“孟宗籔”の読み方と例文
読み方割合
もうそうやぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昼でも少し薄暗い四畳半の片隅には、夕闇ゆうやみがすぐ訪れた。その訪れにつれて、本を片手にだんだん窓際まどぎわに移って行った。ふと顔をあげると、疲れた眼に、すぐ前の孟宗籔もうそうやぶの緑があざやかにうつった。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)