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附記
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ふき
ふりがな文庫
“
附記
(
ふき
)” の例文
左の一篇は
木村芥舟翁
(
きむらかいしゅうおう
)
の
稿
(
こう
)
に
係
(
かか
)
り、
時事新報
(
じじしんぽう
)
に
掲載
(
けいさい
)
したるものなり。その文中、
瘠我慢
(
やせがまん
)
の
説
(
せつ
)
に
関係
(
かんけい
)
するものあるを以て、ここに
附記
(
ふき
)
す。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
余すなわちその事実に
拠
(
よ
)
り一文を草し、
碩果生
(
せきかせい
)
の名を以てこれを同二十五日の時事新報に
掲載
(
けいさい
)
せり。実に先生
発病
(
はつびょう
)
の当日なり。本文と
関係
(
かんけい
)
あるを以て
茲
(
ここ
)
に
附記
(
ふき
)
す。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
最後
(
さいご
)
に
此新横穴
(
このしんよこあな
)
からの
發見物
(
はつけんぶつ
)
に
就
(
つひ
)
て、
最
(
もつと
)
も
注意
(
ちうい
)
すべき
點
(
てん
)
を
附記
(
ふき
)
して
置
(
お
)
く。それは、
供物
(
ぐぶつ
)
らしき
魚骨
(
ぎよこつ
)
の
發見
(
はつけん
)
と、
俵形土器
(
ひやうけいどき
)
の
中
(
なか
)
から、
植物
(
しよくぶつ
)
らしき
物
(
もの
)
の
出
(
で
)
た二
事
(
じ
)
である。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
みだりに師範生に
向
(
むか
)
って暴行をほしいままにしたりと書いて、次にこんな意見が
附記
(
ふき
)
してある。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御覧
(
ごらん
)
よ、まだあの
小父
(
おぢ
)
さんが
居
(
ゐ
)
るよと
小守娘
(
こもりむすめ
)
の指を差し
候
(
そろ
)
によれば
其
(
その
)
時の
小生
(
せうせい
)
は
小父
(
おぢ
)
さんに
候
(
そろ
)
。
猶
(
なほ
)
こゝに
附記
(
ふき
)
すべき
要件
(
えうけん
)
有之
(
これあり
)
兄
(
あに
)
さんの帰りは必ずよその
家
(
いへ
)
に飲めもせぬ一抔の
熱燗
(
あつかん
)
を呼び
候
(
そろ
)
へども。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
▼ もっと見る
あなかしこ
謹
(
つゝしん
)
で
附記
(
ふき
)
す。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
あなかしこ
謹
(
つゝしん
)
で
附記
(
ふき
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“附記”の意味
《名詞》
「付記」の別表記。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附絡