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蕗
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ふき
ふりがな文庫
“
蕗
(
ふき
)” の例文
しかし胴の
肥
(
ふと
)
り方の
可憐
(
かれん
)
で、貴重品の感じがするところは、
譬
(
たと
)
えば
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
といったような、草の芽株に属するたちの品かともおもえる。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
浴衣
(
ゆかた
)
を
着
(
き
)
た
髪
(
かみ
)
の白い
老人
(
ろうじん
)
であった。その着こなしも
風采
(
ふうさい
)
も
恩給
(
おんきゅう
)
でもとっている古い
役人
(
やくにん
)
という風だった。
蕗
(
ふき
)
を
泉
(
いずみ
)
に
浸
(
ひた
)
していたのだ。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そうすると、ある者は氷砂糖を買って来て、それを
蕗
(
ふき
)
の葉に並べて与八に供養し、ある者は紙に包んだ赤飯をふところから取り出して
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
山馴れのした丈太郎は、直ぐ側にある
蕗
(
ふき
)
の葉を一枚取って、裏表を透して汚れのないのを確かめると、器用に曲げて、盃を作りました。
大江戸黄金狂
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
既に天測点を見極めて続々と降りて来る誰彼は、頭の上に大きな驚くべき
蕗
(
ふき
)
の葉を傘代りにかざしていた。杖にしてついてである。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
籠
(
かご
)
の
中
(
なか
)
には、
青々
(
あを/\
)
とした
蕗
(
ふき
)
の
蕾
(
つぼみ
)
が一ぱい
入
(
はひ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。そのお
婆
(
ばあ
)
さんは、まるでお
伽話
(
とぎばなし
)
の
中
(
なか
)
にでも
出
(
で
)
て
來
(
き
)
さうなお
婆
(
ばあ
)
さんでした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
下草は
蕗
(
ふき
)
が一面に生えていました。
稍
(
や
)
や遠く開けた両岸の山は、頂上近く迄真黒な針葉樹に鎧われて、物凄い程に静まり返っていました。
日本アルプスの五仙境
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
珊瑚樹垣
(
さんごじゅがき
)
の根には
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
が無邪気に伸びて花を咲きかけている。外の小川にはところどころ
隈取
(
くまど
)
りを作って
芹生
(
せりふ
)
が水の流れを
狭
(
せば
)
めている。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
能登の
鹿島
(
かしま
)
郡でスギナノトー、越中上新川郡ではスギナコート、コートは
蕗
(
ふき
)
などの
薹
(
とう
)
のことだから、これも杉菜の方を主にしたのである。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
同八年正月三日徳川殿
謡初
(
うたいぞめ
)
にかの兎を羹としたまえり松平家
歳首
(
さいしゅ
)
兎の御羹これより起る、林氏この時
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
を献ぜしこれ蕗の薹の
権輿
(
はじまり
)
と云々
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
石垣の草には、
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
も
萌
(
も
)
えていよう。特に桃の花を
真先
(
まっさき
)
に挙げたのは、むかしこの一廓は桃の組といった組屋敷だった、と聞くからである。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
野菜椀のうちによく合せてある
蕗
(
ふき
)
などにしても、ああイヤ甘い薄味なのよりは、惣菜味の“ショッパイ”煮方のほうがいい。
舌のすさび
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
並んで腰を下しながら、途の土手で見つけて来た
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
を見せると、ん、もうそんな節になったのだと、目を細めて呟いた。
和紙
(新字新仮名)
/
東野辺薫
(著)
蕗
(
ふき
)
の葉ほどもあるひまわりが
陽
(
ひ
)
に顔を向けていたことなぞであるが、こんなことは自分の生まれた家を捜すためには役に立つことではなかった。
抱茗荷の説
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
それから二三日たつた後、三男は
蕗
(
ふき
)
の多い築山の陰に、土を掘つてゐる兄を発見した。次男は息を切らせながら、不自由さうに
鍬
(
くは
)
を
揮
(
ふる
)
つてゐた。
庭
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
清明三月の節になりますると、藪の中や林の縁に、野菊や野芹や
蕗
(
ふき
)
や三ツ葉うど
抔
(
など
)
が多くありました。川端には、くこ抔と申すが多くありました。
政治の破産者・田中正造
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
路傍
(
みちばた
)
にはもう
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
などが芽を出していました。あなたは歩きながら、
山辺
(
やまべ
)
も
野辺
(
のべ
)
も春の
霞
(
かすみ
)
、小川は
囁
(
ささや
)
き、桃の
莟
(
つぼみ
)
ゆるむ、という唱歌をうたって。
冬の花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
大根の葉はいうまでもなく、
人蔘
(
にんじん
)
の葉から
尻尾
(
しっぽ
)
、ジャガ
薯
(
いも
)
の皮や、
芹
(
せり
)
、三つ葉の根、
蕗
(
ふき
)
の葉まで捨てることはなかった。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
羽後
(
うご
)
能代
(
のしろ
)
の雑誌『俳星』は第二巻第一号を出せり。
為山
(
いざん
)
の表紙模様は
蕗
(
ふき
)
の林に牛を追ふ意匠
斬新
(
ざんしん
)
にしてしかも模様化したる処古雅、妙いふべからず。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「……
裏山
(
うらやま
)
へ入ると、
蕗
(
ふき
)
ぐらいあるかもしれないし、ひょっとすると、川には
岩魚
(
いわな
)
なんかいるかも知れないわ。……ともかく、出かけてみるこったわ」
キャラコさん:04 女の手
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
池のはたに出ていた
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
がのびだした。空が
暈
(
ぼ
)
かされて日の影がなく日が暮れた。春がめぐって来たのである。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
大きな鉢へ
蕗
(
ふき
)
の葉を敷いて、透き通るように洗った素麺を盛ったのを、そのまま鼓村師の膝の前へ押しつけた。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
のゾックリ出た草地に足を投げ出して、あたりを見はらすのが、六にとって何よりの楽しみなのである。
禰宜様宮田
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
彼
(
かれ
)
はどうしても
斷念
(
だんねん
)
せねばならぬ
心
(
こゝろ
)
の
苦
(
くる
)
しみを
紛
(
まぎ
)
らす
爲
(
ため
)
に
蕗
(
ふき
)
の
葉
(
は
)
や
桑
(
くは
)
の
葉
(
は
)
を
干
(
ほ
)
して
煙管
(
きせる
)
の
火皿
(
ひざら
)
につめて
見
(
み
)
たが
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
早春、崖の南側の
陽
(
ひ
)
だまりに、
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
が立つ頃になると、渓間の
佳饌
(
かせん
)
山女魚は、
俄
(
にわか
)
に食趣をそそるのである。
雪代山女魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
「へえ、へえ、たあんと生えてます。先月は
八瀬
(
やせ
)
の方まで摘みに
行
(
い
)
て、
蕗
(
ふき
)
のとうを仰山採って帰りました」
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
花は兎に角、
吾儕
(
われら
)
の
附近
(
あたり
)
は自然の食物には極めて貧しい処である。
芹
(
せり
)
少々、
嫁菜
(
よめな
)
少々、
蒲公英
(
たんぽぽ
)
少々、
野蒜
(
のびる
)
少々、
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
が唯三つ四つ、
穫物
(
えもの
)
は此れっきりであった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
一日にトラック八十台の製品を出している家の主人と、かやぶきの旧家で、
蕗
(
ふき
)
やセロリーの砂糖づけをつくっている主人との対面は、ちょっと面白いかもしれない。
桃林堂の砂糖づけ
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
尾張の
治黙
(
じもく
)
寺に手習にやられたが、勿論手習なんぞ仕様ともしない。川から
鮒
(
ふな
)
を獲って来て
蕗
(
ふき
)
の葉で
膾
(
なます
)
を造る位は罪の無い方で、朋輩の弁当を略奪して平げたりした。
桶狭間合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
永久に
囀
(
さえ
)
ずる小鳥と共に歌い暮して
蕗
(
ふき
)
とり
蓬
(
よもぎ
)
摘み、紅葉の秋は野分に穂揃うすすきをわけて、宵まで鮭とる
篝
(
かがり
)
も消え、谷間に友呼ぶ鹿の音を外に、
円
(
まど
)
かな月に夢を結ぶ。
アイヌ神謡集
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
なるほど、ふとりすぎた
蕗
(
ふき
)
みたい、此奴は食へない化け者だ、と家康も亦律義なカサ頭ビッコの怪物を眺めて
肚裡
(
とり
)
に呟いた。然し、
与
(
くみ
)
し易いところがある、と判断した。
二流の人
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
氏はまた
蒲公英
(
たんぽぽ
)
少しと、
蕗
(
ふき
)
の
晩
(
おく
)
れ
出
(
で
)
の
芽
(
め
)
とを採ってくれた。
双方
(
そうほう
)
共に苦いが、蕗の芽は
特
(
こと
)
に苦い。しかしいずれもごく
少許
(
しょうきょ
)
を味噌と共に味わえば、
酒客好
(
しゅかくごの
)
みのものであった。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
宿屋界隈に多いのは
蕗
(
ふき
)
で、大きいのは五、六尺の丈に達する、飛騨の蒲田から焼岳を越して来る人も、島々から徳本峠を越して来る人もこの宿で落ち合うが、荷物に蕗の五
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
なんと楽しげな生活がこの溪間にはあるではないか。森林の伐採。杉苗の植付。夏の蔓切。枯萱を刈って山を焼く。春になると
蕨
(
わらび
)
。
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
。夏になると溪を鮎がのぼって来る。
温泉
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
其
傍
(
かたわ
)
らに
蕗
(
ふき
)
の多く生えたるあり。
蕗葉
(
ふきのは
)
は直径六七尺、高さ或は丈余なるあり。馬上にて其蕗の葉に手の届かざるあり。
試
(
こころみ
)
に
携
(
たずさ
)
うる処の蝙蝠傘を以て比するに、其
大
(
おおい
)
さは倍なり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
庭
(
には
)
に
古池
(
ふるいけ
)
が
在
(
あ
)
つて、
其
(
その
)
畔
(
ほとり
)
に
大
(
おほ
)
きな
秋田蕗
(
あきたふき
)
が
茂
(
しげ
)
つて
居
(
ゐ
)
たので、
皆
(
みな
)
が
無理
(
むり
)
に
蕗
(
ふき
)
の
本宗匠
(
もとそうせう
)
にして
了
(
しま
)
つたのです、
前名
(
ぜんめう
)
は
柳園
(
りうゑん
)
と
云
(
い
)
つて、
中央新聞
(
ちうわうしんぶん
)
が
創立
(
そうりつ
)
の
頃
(
ころ
)
に
処女作
(
しよぢよさく
)
を出した事が有る
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
は土を破り、紫の
菫
(
すみれ
)
は匂いを発し、
蒲公英
(
たんぽぽ
)
の花は手を開き、桜草は蜂を呼んでいた。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
人参と大根とは其葉の形で都会生れのわたしにも容易にそれと見分けられます。
牛蒡
(
ごばう
)
の葉は
蕗
(
ふき
)
のやうにひろがり、白菜はいかにも軟かさうに真白な葉裏の茎を日に曝してゐます。
畦道
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
山牛蒡、山
獨活
(
うど
)
、山人參、山
蕗
(
ふき
)
、ことに自然薯が旨かつた。秋の十月の末から初冬の頃になると、山の人達は、それを掘つたのを背負籠に負つて、そして町の方へと賣りに來た。
日光
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
呼ぶスハヤ
尤物
(
いうぶつ
)
は
此中
(
このうち
)
に在るぞと三人鵜の目鷹の目見つけなば
其所
(
そこ
)
に
入
(
い
)
らんとする樣子なり我は元より冷然として先に進み道のかたへの
菫
(
すみれ
)
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
たう
)
蒲公英
(
たんぽゝ
)
茅花
(
つばな
)
など
此
(
こゝ
)
に
殘
(
のこん
)
の春あるを
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
茄子
(
なす
)
、ぼうぶら(かぼちゃ)、人参、
牛蒡
(
ごぼう
)
、瓜、黄瓜など、もとよりあった。
蕗
(
ふき
)
もあり、みょうがもあり、
唐黍
(
とうきび
)
(唐もろこし)もあり、葱もあり、ちしゃもあり、らっきょもあった。
私の父
(新字新仮名)
/
堺利彦
(著)
先日
八百屋
(
やおや
)
が
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
を持って来ましたから一度に沢山
蕗味噌
(
ふきみそ
)
を拵えておきました。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
早く春になったら、どんなに楽しい事だろう、日向の小高い丘に軟く暖く香高い土があらわれて、
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
が上衣を脱ぎ、水晶の様に澄んだ水が、小川を流れ、小魚がピチピチ泳いでいる。
春の土へ
(新字新仮名)
/
今野大力
(著)
この神様は大変体が小さいものですから、雨の降った日でも日の照った日でも、それが
丁度
(
ちょうど
)
屋根のようなつもりで、暇さえあると、
蕗
(
ふき
)
の葉の
蔭
(
かげ
)
に休んで一服することが好きなのだそうです。
蕗の下の神様
(新字新仮名)
/
宇野浩二
(著)
鹿どもは毎日雨戸をあけるのを待ちかねては御飯をねだりに揃ってやってきた。若草山で
摘
(
つ
)
んだ
蕨
(
わらび
)
や谷間で採った
蕗
(
ふき
)
やが、若い細君の手でおひたしやお
汁
(
つけ
)
の実にされて、食事を楽しませた。
遊動円木
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
思ふに竪穴の中央に數本の柱を建て是に棟梁を結び付け、
周圍
(
しうゐ
)
より多くの
木材
(
もくざい
)
を寄せ掛け、其上を種々のもの、殊に
蕗
(
ふき
)
の
葉
(
は
)
にて覆ひ、
蔦蔓
(
つたづる
)
の類にて
綴
(
つづ
)
り合はせて住居を作り上けたるならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
その
隅
(
すみ
)
に秋田から家主が持って来て植えたという大きな
蕗
(
ふき
)
が五六本あった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
枯れ芝の中に花さく
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
を見いでて、何となしに物の哀れを感じ
侍
(
はべ
)
る。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
小出方面で
蕨
(
わらび
)
や
蕗
(
ふき
)
がなくなる頃に、蕨や蕗がこの谷では盛んであるから、それを小出の町へ売出したりする気である、まだ棲めばいくらも収入を見出す事が出来ると思う、呉服屋が来るではなし
平ヶ岳登攀記
(新字新仮名)
/
高頭仁兵衛
(著)
虎杖
(
いたどり
)
人より高く、
蕗
(
ふき
)
も人より高し。おりおり川鳥ききと鳴きて、水面を
掠
(
かす
)
む。雀を二倍したる位の
大
(
おおい
)
さにて、羽の色黒し。この鳥陸上に食を得る能わず。さればとて、
水掻
(
みずかき
)
なければ、水にも浮べず。
層雲峡より大雪山へ
(新字新仮名)
/
大町桂月
(著)
“蕗(フキ)”の解説
フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名: Petasites japonicus)は、キク科フキ属の多年草、雌雄異株。早春の花茎をフキノトウ(蕗の薹)という。山野に生える春の山菜としてよく知られ、地下茎から多くの葉柄を立てて、一部が切れた円い大型の葉をつける。
(出典:Wikipedia)
蕗
漢検準1級
部首:⾋
16画
“蕗”を含む語句
石蕗
秋田蕗
蕗味噌
丸葉岳蕗
山蕗
石蕗花
蕗子
伽羅蕗
水蕗
濕地蕗
蕗屋
蕗屋清一郎
蕗臺
蕗葉
蕗餅
針蕗