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茅花
ふりがな文庫
“茅花”の読み方と例文
読み方
割合
つばな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つばな
(逆引き)
けれども、さして心を
傷
(
いた
)
めた趣のあるにもあらず、
茅花
(
つばな
)
々々
土筆
(
つくつくし
)
、摘草に
草臥
(
くたび
)
れて、
日南
(
ひなた
)
に憩っているものと、
大
(
おおい
)
なる違はない。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ある日お磯は、牧場へ
茅花
(
つばな
)
を摘みにゆきました。やはりいつものように右の手には御気に入りの人形が抱っこされていました。
博多人形
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
智子はやや
呆
(
ほお
)
けた
茅花
(
つばな
)
の穂を二三本手でなびけて、その上に大形の白ハンカチを敷いた。そして自分は傍の
蓬
(
よもぎ
)
の若葉の密生した上へ
蹲
(
うずくま
)
った。
明暗
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
茅花(つばな)の例文をもっと
(18作品)
見る
“茅花”の意味
《名詞》
チガヤの花。
(出典:Wiktionary)
茅
漢検準1級
部首:⾋
8画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“茅”で始まる語句
茅
茅屋
茅葺
茅萱
茅場町
茅町
茅蜩
茅野
茅原
茅屋根
“茅花”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
賀川豊彦
壺井栄
野口雨情
牧野富太郎
水上滝太郎
竹久夢二
柳田国男
幸田露伴
泉鏡花