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茅蜩
ふりがな文庫
“茅蜩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひぐらし
62.5%
かなかな
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひぐらし
(逆引き)
小禽の
凍
(
こご
)
えるやうな
音
(
ね
)
もそれに交る。そのなかから、ひと色、かなかなかな、——
茅蜩
(
ひぐらし
)
のこゑ。……真冬の雪の夜に、はてな、それは雪を透して、脳の芯に、
錐
(
きり
)
もみをいれるほどにつんと澄んで鳴る。
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
森にひびき鳴ける
蛙
(
かはづ
)
を梅雨早やも
茅蜩
(
ひぐらし
)
の声のきざむかと聴く
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
茅蜩(ひぐらし)の例文をもっと
(5作品)
見る
かなかな
(逆引き)
氣色
(
けしき
)
だち
神輿
(
みこし
)
練り
來
(
く
)
るゆふぐれは
茅蜩
(
かなかな
)
のこゑも墓地にとほれり
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
気色
(
けしき
)
だち
神輿
(
みこし
)
練り
来
(
く
)
るゆふぐれは
茅蜩
(
かなかな
)
のこゑも墓地にとほれり
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
茅蜩(かなかな)の例文をもっと
(3作品)
見る
“茅蜩(ヒグラシ)”の解説
ヒグラシ(日暮、Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。
日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。
(出典:Wikipedia)
茅
漢検準1級
部首:⾋
8画
蜩
漢検1級
部首:⾍
14画
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螽
...
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