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ひぐらし
ふりがな文庫
“ひぐらし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蜩
80.5%
茅蜩
6.5%
日暮
5.2%
寒蝉
1.3%
晩蝉
1.3%
青蜩
1.3%
秋蝉
1.3%
蛼
1.3%
蜩蝉
1.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜩
(逆引き)
そして午前の四時頃、他のものでは
蜩
(
ひぐらし
)
が一番早く聲を立つるのであるが、それをきつかけに佛法僧はぴつたりと默つてしまふ樣である。
鳳来寺紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
ひぐらし(蜩)の例文をもっと
(50作品+)
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茅蜩
(逆引き)
森にひびき鳴ける
蛙
(
かはづ
)
を梅雨早やも
茅蜩
(
ひぐらし
)
の声のきざむかと聴く
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ひぐらし(茅蜩)の例文をもっと
(5作品)
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日暮
(逆引き)
身を起して、坂また少しく攀じ、石段三十五階にして、かの峰の松のある処、
日暮
(
ひぐらし
)
の丘の上にぞ到れる。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひぐらし(日暮)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
寒蝉
(逆引き)
羊歯
(
しだ
)
のしげり吾をめぐりてありしかば
寒蝉
(
ひぐらし
)
ひとつ近くに鳴きつ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
山の上にひとときに鳴くあかときの
寒蝉
(
ひぐらし
)
聞けば
蟋蟀
(
こほろぎ
)
に似たり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ひぐらし(寒蝉)の例文をもっと
(1作品)
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晩蝉
(逆引き)
あまつ日は既にのぼりて
向山
(
むかやま
)
に
晩蝉
(
ひぐらし
)
鳴けどここには鳴かず
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
山かげに今日も聞ければ
晩蝉
(
ひぐらし
)
は
秋蟋蟀
(
あきこほろぎ
)
の寂しさに似つ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ひぐらし(晩蝉)の例文をもっと
(1作品)
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青蜩
(逆引き)
外へ出て
其処
(
そこ
)
らを見廻しながら立っていると、まだ夜の気の
彷徨
(
さまよ
)
うている谷の向う河岸や此方の林の中で、
青蜩
(
ひぐらし
)
が
透
(
す
)
き
徹
(
とお
)
るような声で鳴き初めた。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
賑かな
青蜩
(
ひぐらし
)
の声を聞いて、毛布を体に巻きつけながらそっと天幕から這い出した。見ると、星影のうすれた狭い谷間の空を一道の白気が黄道光の如く東から西へ流れている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
ひぐらし(青蜩)の例文をもっと
(1作品)
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秋蝉
(逆引き)
あれと
追駈
(
おっかけ
)
ッこをして見たり、樹に逐い登らして、それを竿でつゝいたり、弱った
秋蝉
(
ひぐらし
)
を捕ってやったり、ほうせん花の
実
(
みの
)
って
弾
(
はじ
)
けるのを自分でも面白くって、むしって見たり
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
ひぐらし(秋蝉)の例文をもっと
(1作品)
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蛼
(逆引き)
また
蛼
(
ひぐらし
)
のなく頃となつた
雲
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
ひぐらし(蛼)の例文をもっと
(1作品)
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蜩蝉
(逆引き)
類聚
(
るゐじう
)
大補任にも諸家が麥の耕作に熱中することや時鳥の事のほかに「十二月十八日、きり/″\すの啼くのを聞いた」とあり、立川寺年代記には「冬空なるに
蜩蝉
(
ひぐらし
)
鳴く」とあつて
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
ひぐらし(蜩蝉)の例文をもっと
(1作品)
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“ひぐらし”の意味
《名詞》
ひぐらし【日暮、日暮し、日暮らし】
日の出から日暮れまで、一日中。
日々の生活。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かなかな
かんぜみ
にちぼ
ひく
ひくれ
ひぐ
ひぐら
ひぐれ
ばんせん
あきせみ