『日本アルプスの五仙境（にほんアルプスのごせんきょう）』

これから私が茲に述べようとする日本アルプスの仙境というのは、其処に仙人が住んでいたとか、又は現に住んでいるらしいとかいう訳で、仙境と称するのでは勿論ありません。単に仙人でもいそうな所だというだけであって、景色はすぐれていても、霧を啖い霞を吸 …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル	芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション
初出	「中学生」1922（大正11）年8月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約11分（500文字/分）
朗読目安時間	約17分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

中（なかの） 反（かえっ） 止（とどま） 清水（しょうず） 大（おおき） 抱（かかえ） 可（か） 稍（や） 少許（すこしばか） 未（いまだ） 可（べ） 穏（おだやか） 延（ひ） 巧（たくみ） 尚（な） 流（ながれ） 且（かつ） 仄明（ほのあかる） 佐良（ざら） 許（ばか） 静（しずか） 然（しか） 珍車（ちんぐるま） 黒薙（くろなぎ） 且（か） 白峰（しらね） 白檜（しらべ） 益々（ますます） 祖父（じい） 鴉（からす） 称名（しょうみょう） 驀地（まっしぐら） 顰（ひそ） 穿鑿（せんさく） 終（つい） 霞（かすみ） 綾（あや） 羚羊（かもしか） 聖（ひじり） 霓裳（げいしょう） 針木（はりのき） 脊（せ） 茲（ここ） 蕗（ふき） 農鳥（のうとり） 角（かく） 尚更（なおさら） 互（たがい） 以（もっ） 併（しか） 偃松（はいまつ） 儘（まま） 兎（と） 其（その） 其儘（そのまま） 其処（そこ） 又（また） 啖（くら） 夫（それ） 始（はじめ） 孰（いず） 無暗（むやみ） 峨々（がが） 川楊（かわやなぎ） 幽邃（ゆうすい） 度々（たびたび） 徐（おもむ） 斯様（かよう） 最早（もはや） 栂（つが） 梭（ひ） 此（この） 此処（ここ） 滾々（こんこん） 潺湲（せんかん）