“黒薙”の読み方と例文
読み方割合
くろなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主要なものは黒薙くろなぎ川・小黒部谷・祖母谷・劒沢・棒小屋沢および東沢の六である。中でも黒薙川が最も大きく、他の五は大抵似たような者である。
黒部峡谷 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
私は尤も労力を要する越中からの道を選んで、先ず黒薙くろなぎ川の北俣を遡り、更に其の支流イブリ谷を登り詰めて、三日目の午後に漸く頂上に達することを得ました。
日本アルプスの五仙境 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
其処そこを下って行くと黒薙くろなぎ川の上流柳又の発源地に出る、ここも一個のカールの底ではないかと思う。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)