“白檜”の読み方と例文
読み方割合
しらべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百貫ひゃっかん山・東谷山・牛首山・黒部別山・針ノ木谷・東沢などには、唐檜とうひ白檜しらべ或は落葉松の純林が真黒に繁っているのが見られる。
黒部峡谷 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
(ニ)寒帶林かんたいりんまた白檜しらべ椴松帶とゞまつたい)。 このたい水平的すいへいてきには北海道ほつかいどう中央ちゆうおう以北いほく、つまり温帶林おんたいりん北部ほくぶで、同温線どうおんせん攝氏六度せつしろくど以下いか地方ちほうと、千島ちしま樺太からふと全部ぜんぶめてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
足のつまずくおそれがない、白檜しらべも現われて来た、痩せ細って、痛々しい、どこを見ても、しッとりした、濡れたような、温味がない、日は天にちゅうして、頭の直上に来ているが
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)