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『日光』
ふりがな文庫
『
日光
(
にっこう
)
』
野州はすぐれた山水の美を鍾めてゐるので聞えてゐる。水石の美しいので聞えてゐる。深い溪谷の多いので聞えてゐる。雲煙の多いので聞えてゐる。 中でも、日光の山水を持つた大谷川の谷と鹽原の勝を持つた箒川の谷とが一番世に知られてゐる。しかし、この他に …
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蹲踞
(
つくな
)
大平
(
おほたひら
)
袒
(
はだぬぎ
)
上野
(
かうづけ
)
室
(
むろ
)
須
(
もち
)
何方
(
どつち
)
岩茸
(
いはな
)
山脈
(
さんみやく
)
上
(
かみ
)
野州
(
やしう
)
般若
(
はんにや
)
箒川
(
はうきがは
)
窟
(
いはや
)
枕
(
のぞ
)
岩魚
(
いはな
)
大谷
(
だいや
)
凉傘
(
パラソル
)
佩環
(
はいくわん
)
躑躅
(
つつじ
)
禪頂
(
ぜんちやう
)
出流
(
いづる
)
八風
(
やつぷう
)
蕗
(
ふき
)
蘸
(
ひた
)
八島
(
やしま
)
裏山
(
うらやま
)
赤腹
(
あかつぱら
)
男體
(
なんたい
)
下野
(
しもつけ
)
金田
(
かねだ
)
鍾
(
あつ
)
鏜然
(
だうぜん
)
七瀧
(
なゝたき
)
駛
(
はし
)
鹿沼
(
かぬま
)
龍頭
(
りうづ
)
方等
(
はうとう
)
妓
(
こ
)
山巒
(
さんらん
)
山猪
(
しゝ
)
含滿
(
がんまん
)
合潟
(
あせかた
)
古峰
(
こぶ
)
帝釋
(
たいしやく
)
往昔
(
むかし
)
志津
(
しづ
)
女峯
(
によほう
)
千茸
(
ちたけ
)
栂
(
つが
)
榛
(
はん
)
毳山
(
かもやま
)
深澤
(
みさは
)
渡津
(
としん
)
狩籠
(
かりごめ
)
獨活
(
うど
)