“帝釋”の読み方と例文
新字:帝釈
読み方割合
たいしやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も少し上つて茅戸のひらに出るとしりへに女貌によほう帝釋たいしやく大眞名子おゝまなこ、太郎の山々がずらりと列ぶ。殊に女貌の美しさは表から見た比ではない。
黒岩山を探る (旧字旧仮名) / 沼井鉄太郎(著)
されば女人によにんの御身として、かかる濁世末代ぢよくせいまつだいに、法華經を供養しましませば、梵王ぼんわう天眼てんがんを以て御覽じ、帝釋たいしやくたなそこを合せてをがませたまひ、地神ちしん御足みあしをいただきてよろこ
北は鬼怒川の谷を越して、連山重疊した會津の帝釋たいしやく山脈さんみやくと相接してゐる。
日光 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)