“女貌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にょほう75.0%
によほう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛王院山(御殿岩)へは尾根伝いに一時間半で行かれる。日光の女貌にょほう山を小さくしたような山で、岩間には米躑躅こめつつじが多い。枝沢山に続く尾根を西へ辿れば雁峠へ出られる。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
関東の両大関とも云うき浅間山と男体山との間に限ってしまったが、男体の東には大真名子おおまなご、小真名子、女貌にょほう、赤薙などの日光山彙が続き、稍や離れて高原山、其右に大佐飛おおさび
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
も少し上つて茅戸のひらに出るとしりへに女貌によほう帝釋たいしやく大眞名子おゝまなこ、太郎の山々がずらりと列ぶ。殊に女貌の美しさは表から見た比ではない。
黒岩山を探る (旧字旧仮名) / 沼井鉄太郎(著)