むかし太田道灌が始めて江戸城を築いた時、城上に間燕の室を置て之を静勝軒と名付け、東は江戸湾を望み西は富士秩父の連嶺を軒端に眺めた所から、東を泊船亭と曰い西を含雪斎と曰うたとのことである。静勝軒を題として記述した詩文に、「西嶺当窻雪界天」、又 …
著者 | 木暮理太郎 |
ジャンル | 歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本 |
ジャンル | 芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション |
初出 | 「霧の旅」1934(昭和9)年4月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1時間1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間42分(300文字/分) |