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見覚
ふりがな文庫
“見覚”のいろいろな読み方と例文
旧字:
見覺
読み方
割合
みおぼ
62.3%
みおぼえ
37.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みおぼ
(逆引き)
平生
(
へいぜい
)
腰かがみて
衣物
(
きもの
)
の
裾
(
すそ
)
の引きずるを、三角に取り上げて前に縫いつけてありしが、まざまざとその通りにて、
縞目
(
しまめ
)
にも
見覚
(
みおぼ
)
えあり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
いったいだれだろうと
思
(
おも
)
って、かなたの
往来
(
おうらい
)
を
走
(
はし
)
ってゆく
少年
(
しょうねん
)
の
顔
(
かお
)
をながめましたが、まったく
見覚
(
みおぼ
)
えのない
少年
(
しょうねん
)
でありました。
金の輪
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
見覚(みおぼ)の例文をもっと
(38作品)
見る
みおぼえ
(逆引き)
「ただ、ある所で京子さんの右の腕を見たんです。確に
見覚
(
みおぼえ
)
のある、お嬢さんの手首を見たんです。肘の所から
切落
(
きりおと
)
された腕丈けを」
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それは小供小供した一度も二度も見たようなどこかに
見覚
(
みおぼえ
)
のある
姝
(
きれい
)
な顔であった。視線があうと女の
口許
(
くちもと
)
に微笑が浮んだ。
雑木林の中
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
見覚(みおぼえ)の例文をもっと
(23作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
検索の候補
見性自覚
見聞覚知
“見覚”のふりがなが多い著者
夏目漱石
小川未明
江戸川乱歩
海野十三
鈴木三重吉
三遊亭円朝
泉鏡花
柳田国男
木暮理太郎
石川啄木