トップ
>
幽壑
ふりがな文庫
“幽壑”の読み方と例文
読み方
割合
ゆうがく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうがく
(逆引き)
期待された使命を果たすばかりに止まらないで、更にまた
幽壑
(
ゆうがく
)
には飛橋を渡し、絶崖には長梯を架して、驚異し嘆美し、そして自己を満足させようとする山岳宗徒に
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
客ニ
洞簫
(
とうしよう
)
ヲ吹ク者アリ、歌ニヨツテ
之
(
これ
)
ヲ和ス、其ノ声、
嗚々然
(
おおぜん
)
トシテ、
怨
(
うら
)
ムガ如ク、慕フガ如ク、泣クガ如ク、訴フルガ如シ、
余音
(
よいん
)
嫋々
(
じようじよう
)
トシテ、絶エザルコト
縷
(
いと
)
ノ如シ、
幽壑
(
ゆうがく
)
ノ
潜蛟
(
せんこう
)
ヲ舞ハシ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
森林に
彷徨
(
さまよ
)
い
幽壑
(
ゆうがく
)
に逍遥するの興趣は、都会の地に於て
覓
(
もと
)
むることは到底不可能である。それ所ではない、わるくすると今に青い物は野菜の外に見られなくなるかも知れぬ。
望岳都東京
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
幽壑(ゆうがく)の例文をもっと
(3作品)
見る
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
壑
漢検1級
部首:⼟
17画
“幽”で始まる語句
幽
幽邃
幽霊
幽閉
幽冥
幽界
幽靈
幽寂
幽婉
幽谷
“幽壑”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
中里介山