“小沼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
この50.0%
こぬま33.3%
をぬ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頂上には大小二の火口湖がある、大は大沼おおの、小は小沼このと呼ばれている。大沼は周囲一里半、小沼はわずかに八、九町であるに過ぎない。
私たちの一行は小沼こぬま駅へ着くと、すぐに線路を越えて、その入口にかかった。よく掃かれて塵一つとどめぬ白い農園道は、坦々として真っ直ぐに熟色うれいろのライ麦や燕麦の畑中を通っていた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
行方ゆくへ無みこもれる小沼をぬ下思したもひに吾ぞもの思ふ此の頃の間」(巻十二・三〇二二)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)