“をぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲヌ
語句割合
小野66.7%
小沼33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「田居に」の「に」は方嚮ほうこうをも含んでいる用例で、「小野をぬゆ秋津に立ちわたる雲」(巻七・一三六八)、「京方みやこべに立つ日近づく」(巻十七・三九九九)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
相摸の小野をぬに燃ゆる凶火まがび
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
行方ゆくへ無みこもれる小沼をぬ下思したもひに吾ぞもの思ふ此の頃の間」(巻十二・三〇二二)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)