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京方
読み方 | 割合 |
きょうがた | 50.0% |
かみがた | 25.0% |
みやこべ | 25.0% |
洛中の
是沙汰。関東一円、奥州まで、愚僧が
一山へも
立処に響いた。いづれも、
京方の
御為に
大慶に存ぜられる。此とても、お行者のお手柄だ、はて
敏捷い。
よき折から
京方に対し、関東の武威をあらはすため、都鳥を
射て、
鴻の
羽、
鷹の
羽の矢を
胸さきに
裏掻いて
貫いたまゝを、
故と、
蜜柑箱と思ふが
如何、即ち其の昔
「田居に」の「に」は
方嚮をも含んでいる用例で、「
小野ゆ秋津に立ちわたる雲」(巻七・一三六八)、「
京方に立つ日近づく」(巻十七・三九九九)