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是沙汰
ふりがな文庫
“是沙汰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
これざた
80.0%
これさた
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これざた
(逆引き)
けれども、もう一度、繰返すが、町近くで、さまで高くないこの山、多くの天狗の集り住むと、
是沙汰
(
これざた
)
する場所である。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
此
(
こ
)
の
一歩
(
いちぶ
)
に、
身
(
み
)
のかはを
剥
(
む
)
かれたために、
最惜
(
いとし
)
や、お
秋
(
あき
)
は
繼母
(
まゝはゝ
)
には
手酷
(
てひど
)
き
折檻
(
せつかん
)
を
受
(
う
)
ける、
垣根
(
かきね
)
の
外
(
そと
)
の
樹
(
き
)
の
下
(
した
)
で、
晝中
(
ひるなか
)
に
帶
(
おび
)
を
解
(
と
)
いたわ、と
村中
(
むらぢう
)
の
是沙汰
(
これざた
)
は、
若
(
わか
)
い
女
(
をんな
)
の
堪忍
(
たへしの
)
ばれる
恥
(
はぢ
)
ではない。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
是沙汰(これざた)の例文をもっと
(4作品)
見る
これさた
(逆引き)
洛中
(
らくちゅう
)
の
是沙汰
(
これさた
)
。関東一円、奥州まで、愚僧が
一山
(
いっさん
)
へも
立処
(
たちどころ
)
に響いた。いづれも、
京方
(
きょうがた
)
の
御為
(
おんため
)
に
大慶
(
たいけい
)
に存ぜられる。此とても、お行者のお手柄だ、はて
敏捷
(
すばや
)
い。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
下々
(
しもじも
)
の口から
漏
(
も
)
れて、
忽
(
たちま
)
ち
京中
(
きょうちゅう
)
洛中
(
らくちゅう
)
は
是沙汰
(
これさた
)
だが——乱心ものは行方が知れない。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
是沙汰(これさた)の例文をもっと
(1作品)
見る
是
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
汰
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“是”で始まる語句
是
是非
是等
是方
是迄
是丈
是程
是々
是処
是認
検索の候補
沙汰
御無沙汰
音沙汰
無沙汰
手持無沙汰
御沙汰
取沙汰
不沙汰
表沙汰
刃傷沙汰
“是沙汰”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎