“是々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
これ/\80.0%
これこれ10.0%
しかじか10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしの病気は実は是々これ/\といいましたが、其の事は乳母おんばにも云われないくらいな訳ですが、其処そこが親馬鹿のたとえの通り、おさげすみ下さるな
それから翌日になりまして、長念寺の和尚おしょうところへ、妙善が出掛けて行った。そして、昨夜ゆうべその何某なにがしがやって来て、実は是々これこれこう云う事があったが、お前の方へも来たかと聞いてみたんです。
□本居士 (新字新仮名) / 本田親二(著)
駒井家から是々しかじかと聞いても、お銀様はそれを耳にも入れないのでした。駒井家の使の者に対してすらお銀様は、一言のお礼の挨拶をもしようとはしませんでした。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)