“繼母”のいろいろな読み方と例文
新字:継母
読み方割合
まゝはゝ52.2%
けいぼ26.1%
はゝ13.0%
ままはは8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の一のかはをがれたために可惜をしや、おはるむすめ繼母まゝはゝのために手酷てひど折檻せつかんけて、身投みなげをしたが、それのちこと
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ふ寶澤こたへて我は徳川無名丸むめいまると申す者なり繼母けいぼ讒言ざんげんにより斯は獨旅ひとりたびを致す者なり又其もとは何人にやとたづかへせば彼者かのもの芝原しばはらへ手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「お春は可哀想ですが、この儘にして置くと、乳母のお霜も生きて居ないかもわかりません。お霜に萬一の事があると、勇太郎の繼母はゝの私も——」
お雪は桃太郎やお月お星の繼母ままははの話が終らぬうちにすやすやと安かな眠に入つて了ふのであるが、老爺は仲々寢つかれない。
散文詩 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)