“身投”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みなげ85.7%
みな14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも二、三日前に深川辺の或る川へ女が身投みなげを致してその水死体がどこかの橋の下に流れついたのだそうでございます。
殺された天一坊 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
二十二歳の時、友達が自殺をしたのに感化かぶれて、三階の窓から下の敷石を目がけて身投みなげをした事があつた。
の一のかはをがれたために可惜をしや、おはるむすめ繼母まゝはゝのために手酷てひど折檻せつかんけて、身投みなげをしたが、それのちこと
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とひよつこり、ひよこり、ひよつこりと歩行あるす……案山子かゝしどもの出向でむくのが、ほこらはうへ、雪枝ゆきえみち方角はうがくあたる。むかふをしてじやうぬま身投みなげにくのではいらしい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)