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繼母
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けいぼ
ふりがな文庫
“
繼母
(
けいぼ
)” の例文
新字:
継母
問
(
と
)
ふ寶澤
答
(
こたへ
)
て我は徳川
無名丸
(
むめいまる
)
と申す者なり
繼母
(
けいぼ
)
の
讒言
(
ざんげん
)
により斯は
獨旅
(
ひとりたび
)
を致す者なり又其
許
(
もと
)
は何人にやと
尋
(
たづ
)
ね
返
(
かへ
)
せば
彼者
(
かのもの
)
芝原
(
しばはら
)
へ手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一つは
繼母
(
けいぼ
)
を擧げた石原の利助への
面當
(
つらあ
)
てもあつたでせうが、兎に角、この時代には、こんな形式の捕物も決して珍らしくはなかつたのです。
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その騷ぎがきこえない筈はないのに、娘のお玉と一緒に早寢をして、顏も見せてくれない、
繼母
(
けいぼ
)
のお春の仕打ちが、お粂には氣に入らなかつたのです。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
先代の女房お倉——若主人の重太郎には
繼母
(
けいぼ
)
に當るこの女が、死んだ重太郎の側に寄り付かないのは一つの不思議です。
漸
(
やうや
)
く自分の部屋に半病人のやうになつて居るのを
搜
(
さが
)
し出して來ると
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
佐吉の眼は兎もすれば
繼母
(
けいぼ
)
の玉江と、下男の作松の面上に探り寄ります。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
繼母
(
けいぼ
)
の舌の動きが、あまりにも
辛辣
(
しんらつ
)
だつたのです。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
繼
部首:⽷
20画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“繼母”で始まる語句
繼母御
繼母御前