“けいぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敬慕24.0%
継母24.0%
繼母24.0%
憬慕16.0%
景慕12.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵をころしたる時復讐ふくしうの意を以て其肉を食ふとか、親戚しんせきの死したる時敬慕けいぼじやうを表す爲其肉を食ふとか、幾分いくぶんかの制限せいげんは何れの塲合にも存在そんざいするものなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
二人はその継母けいぼくなつき、たまに自分達の生みの母が来ても、小母おばさん小母さんと言うが、継母にはおッ母さんおッ母さんとしたい寄って来る有様ありさまであった。
一つは繼母けいぼを擧げた石原の利助への面當つらあてもあつたでせうが、兎に角、この時代には、こんな形式の捕物も決して珍らしくはなかつたのです。
願わくは古人を憬慕けいぼすることはいっそうせつに、かれらに模倣することはますます少なからんことを! ギリシャ国民の偉大であったのは決して古物に求めなかったからであると伝えられている。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
ことに、かれらはすべて、おさない時から子守歌こもりうたにも信玄しんげん威徳いとくをうたったをもっている甲斐かいの少女だ。国はほろびても、その景慕けいぼや愛国の情熱じょうねつは、ちいさなむねえている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)