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裏掻
ふりがな文庫
“裏掻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うらか
80.0%
うらが
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらか
(逆引き)
油断していた多四郎の腕へ切っ先鋭くはいったが冬の事で着物が厚く
裏掻
(
うらか
)
くことはなかったものの、多四郎の
周章
(
あわ
)
てたことは云うまでもない。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
よき折から
京方
(
かみがた
)
に対し、関東の武威をあらはすため、都鳥を
射
(
い
)
て、
鴻
(
こう
)
の
羽
(
はね
)
、
鷹
(
たか
)
の
羽
(
は
)
の矢を
胸
(
むな
)
さきに
裏掻
(
うらか
)
いて
貫
(
つらぬ
)
いたまゝを、
故
(
わざ
)
と、
蜜柑箱
(
みかんばこ
)
と思ふが
如何
(
いかが
)
、即ち其の昔
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
裏掻(うらか)の例文をもっと
(4作品)
見る
うらが
(逆引き)
三枝、五枝、
裏掻
(
うらが
)
いてその
繁茂
(
しげり
)
が透くに連れて、段々、欄干の女の胸が出て、帯が出て、
寝着
(
ねまき
)
姿が見えて、頬が見えて、鼻筋の通る、瞳が澄んで、眉が、はっきりとなる。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
裏掻(うらが)の例文をもっと
(1作品)
見る
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
“裏”で始まる語句
裏
裏店
裏梯子
裏面
裏口
裏手
裏庭
裏門
裏通
裏漉
“裏掻”のふりがなが多い著者
国枝史郎
泉鏡花