小野をぬ)” の例文
「田居に」の「に」は方嚮ほうこうをも含んでいる用例で、「小野をぬゆ秋津に立ちわたる雲」(巻七・一三六八)、「京方みやこべに立つ日近づく」(巻十七・三九九九)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
相摸の小野をぬに燃ゆる凶火まがび
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)