“小野政秀”の読み方と例文
読み方割合
おのまさひで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やはり美濃みのの内で、これから東へ、八里ほどの在所、北方郷きたかたごうの小野の里で、小野政秀おのまさひでともうすのが、於通おつうの父親でございました。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この、のら息子の母親というのは、小野政秀おのまさひでの旧臣の後家ごけで、於通にとっても、育ての親——乳母のおさわなのである。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「父は、小野政秀おのまさひでと申し、もとは斎藤義龍さいとうよしたつさまの家臣であったと聞いていますが、幼い時に、戦死しました」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)