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帝釋
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たいしやく
ふりがな文庫
“
帝釋
(
たいしやく
)” の例文
新字:
帝釈
も少し上つて茅戸の
平
(
ひら
)
に出ると
後
(
しり
)
へに
女貌
(
によほう
)
、
帝釋
(
たいしやく
)
、
大眞名子
(
おゝまなこ
)
、太郎の山々がずらりと列ぶ。殊に女貌の美しさは表から見た比ではない。
黒岩山を探る
(旧字旧仮名)
/
沼井鉄太郎
(著)
されば
女人
(
によにん
)
の御身として、かかる
濁世末代
(
ぢよくせいまつだい
)
に、法華經を供養しましませば、
梵王
(
ぼんわう
)
も
天眼
(
てんがん
)
を以て御覽じ、
帝釋
(
たいしやく
)
は
掌
(
たなそこ
)
を合せてをがませたまひ、
地神
(
ちしん
)
は
御足
(
みあし
)
をいただきて
喜
(
よろこ
)
び
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
北は鬼怒川の谷を越して、連山重疊した會津の
帝釋
(
たいしやく
)
山脈
(
さんみやく
)
と相接してゐる。
日光
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
其れから長い金山道を上つて、金山上のコマツ
峰
(
みね
)
の鐵索の側に立つて、黒岩、鬼怒、
臺倉
(
だいぐら
)
、
帝釋
(
たいしやく
)
、田代、鹽原の山、女貌等を泌々と眺めた。
黒岩山を探る
(旧字旧仮名)
/
沼井鉄太郎
(著)
帝
常用漢字
中学
部首:⼱
9画
釋
部首:⾤
20画
“帝釋”で始まる語句
帝釋山
帝釋杵