“御足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みあし44.0%
おみあし32.0%
おんあし12.0%
おあし4.0%
おた4.0%
みあ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば女人によにんの御身として、かかる濁世末代ぢよくせいまつだいに、法華經を供養しましませば、梵王ぼんわう天眼てんがんを以て御覽じ、帝釋たいしやくたなそこを合せてをがませたまひ、地神ちしん御足みあしをいただきてよろこ
陛下の御足おみあしに穿かせられました、その御靴はそもそも何によつて製せられたものでござりまするか? つらつら考へまするに、世界広しといへども
とお下知あそばされ、馳け向かわれた宮家ではあったが、この声を聞かれると御足おんあしを止められた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あさけるとやがて御足おあしおとがきこえはせぬかとぞんじまするものを、おくにへおかへりになつては容易ようい御出京ごしゆつけうもあそばすまじければ、またどれほどの御別おわかれにりまするやら
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「よござんすとも。御都合次第で、御足おたしなすっても構いません」
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「———あんさんも、フリッツさんも、そないしてはったらお御足みあが痛いことおへんか。痛かったらお御足みあお出しやしたら」
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)