“みあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三足50.0%
御足26.2%
三歩19.0%
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、たちまち今怒鳴りつけた事を思い出して、両腕を大きく開くや否や、猛然と悪戯いたずらな女たちの方へ、二足ふたあし三足みあし突進した。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「そりゃそうでしょう、あのお御足みあしでは……あまり旅にお慣れなさらないお方のようですね」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ごとりごとりと云う音がする。たしかに台所の入口である。暗いなかを影の動くように三歩みあしほど音のする方へちかづくと、もう部屋の出口である。障子しょうじが立っている。そとはすぐ板敷になる。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それよりも、忘れていましたけれど坊っちゃん、おみあしもうよろしいんですの? こないだはお出にならなかったんですってね。その飛行機を、お作りになっていらしたの……?
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)