“さんそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三足33.3%
山側33.3%
惨惻33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……斯く、眞理よりも眞理を希求する心、完全よりも完全に對する希望を尊しとする自分が、夜の盛岡の靜けさ淋しさは愛するけれども、奈何どうして此三が一緒になつて三足さんそく揃つた完全な鍋、重くて黒くて冷たくて堅い雨ふる秋の夜といふ大きい鍋を頭からかぶる辛さ切なさを忍ぶことが出來よう。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
山側さんそくしようずる彼方此方かなたこなた中心ちゆうしんとして鎔岩ようがんなが
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
山側さんそく傾斜けいしやわづか六度ろくど乃至ないし八度はちどぎない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そもそも人間の生涯に思想なる者の発萌はつばうし来るより、善美をねがふて醜悪を忌むは自然の理なり、而して世に熟せず、世の奥に貫かぬ心には、人世の不調子不都合を見初みそむる時に、初理想の甚だ齟齬そごせるを感じ、実世界の風物何となく人をして惨惻さんそくたらしむ。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)