“山側”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんそく50.0%
やまばた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるひ饅頭形まんじゆうがたとでもづくべきであらうか。山側さんそく傾斜けいしやわづか六度ろくど乃至ないし八度はちどぎない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
このやま平均へいきん十年毎じゆうねんごと一回いつかいぐらゐ爆發ばくはつし、山側さんそくしようずる彼方此方かなたこなた中心ちゆうしんとして鎔岩ようがんながし、あるひ噴出物ふんしゆつぶつによつて小圓錐形しようえんすいけい寄生火山きせいかざん形作かたちづくるなどする、つぎに郵船ゆうせんがメシナ海峽かいきよう通過つうかすると
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
確に別天地からかようて来る、聴くまゝに耳澄み心澄み魂も牽き入れらるゝ様ななつかしいである。人夫にきくと、果して斗満川とまむがわであった。やがて道は山側やまばたをめぐってだら/\下りになった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)