“さんぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サンブ
語句割合
三分64.3%
山武14.3%
三歩14.3%
三武7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上下うへした天守てんしゆ七分しちぶ青年わかもの三分さんぶ見較みくらべ、
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かかるくるし枕頭まくらもとに彼は又驚くべき事実を見出みいだしつつ、ひるがへつて己を顧れば、測らざる累の既におよべる迷惑は、その藁蒲団わらぶとんの内にはりの包れたる心地して、今なほ彼の病むと謂はば、恐くは外に三分さんぶわづらひて、内にかへつて七分しちぶを憂ふるにあらざらんや。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
三分さんぶばかりの朱をば擦る、
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
到底とうてい起きる気がしないから、横になったまま、いろいろ話していると、彼が三分さんぶばかりのびたひげの先をつまみながら、僕は明日あす明後日あさって御嶽みたけへ論文を書きに行くよと云った。
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
千葉県山武さんぶ郡大和村山口
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そのとき酒をもって行たりさかなを持て行たりして、何でも金にして三歩さんぶばかり取られたと思う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
天和の頃、綱吉が武家法度はっと十五ヶ条で大名旗本が遊里に入ることを禁じてから、吉原で大名の姿を見かけたのは、五十年以来のことだったばかりでなく、取巻きの原武太夫以下、はらやの小八こはち、湯屋の五平、ねずの三武さんぶという連中の扮装ふんそうものだったので、いっそう評判になった。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)